奄美自然観察記

島っちゅによる日々の奄美の自然観察記録

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雨に息づく森  新緑

もう3月も今日で終わりですね。早いものです。昨日に続いて今日も早朝5時過ぎから「オオトラツグミの補足調査」です。雨の降る中、皆さんがんばりました(写真1枚目)。帰りに近くの森が益々新緑に息づいていてきれいでした。久しぶりの雨で森が喜んでい…

公園の裸地に咲く  コメツブウマゴヤシ

毎日通っている事務所の前には公園があり、大抵は高齢者によるグランドゴルフでにぎわっています。周辺は、有名な画家・田中一村の居住地になっていたところです。こうしたほとんど砂地になっている公園の片隅に黄色の小さな花が咲いています。江戸時代にヨ…

ペアやカエル捕食シーンを観察  ルリカケス

ガイドの2日目です。はるばる奄美へ来たからには、やはりルリカケスは見ておきたい鳥です。ガイドお客さんは4人とも奄美は今回が初めてで、まずはルリカケスが見たいとのことでそれなりの場所へ案内しました。今年は繁殖が少し遅めで、まだ巣作りや抱卵中…

これじゃあ黒いイソヒヨドリじゃがな~  ホシムクドリ

使い慣れたパソコンが故障し、結構不自由しています。久々にガイドで北大島を回りました。大瀬海岸では、先日いたというヘラサギに振られてちょっとがっかりしていたら、近くの広場で一生懸命何かをみている知り合いの姿があり、尋ねてみると前方にホシムク…

美しい新緑の季節  曾津高崎周辺

突然ですが、いつも使っているメインパソコンが起動しなくなってしまいました。かれこれ4年間毎日のように使っているディスクトップですが、何の前触れもなくしかも大事な報告書作成の途中で起動しなくなるなんて、タイミングの悪さにもほどがあるっていう…

クロウメモドキの花に多く来ていた  ヒメハラナガツチバチ

この間クロウメモドキの花を紹介したのですが、その時この花に結構集まっていたツチバチがいました。ハラナガツチバチの仲間では、これまでシロオビハラナガツチバチやアカアシハラナガツチバチなどを取り上げました。このヒメハラナガツチバチはこの2種よ…

リュウキュウチクに埋もれそうに咲く  タイワンヤマツツジ

奄美ネイチャーセンター主催の「宮古崎ウォーキング観察会」が行われました。雨模様で天気が心配されましたが、終了近くまでほとんど降らずに助かりました。大和村国直(くになお)海岸から出発して片道約2kmをゆっくり歩きながら周辺の自然を観察、約2時…

葉蔭で目立たない花がぎっしりと・・・  クロウメモドキ

奄美大島は西のはずれ曾津高崎(そっこうざき)の林道脇で、新緑のクロウメモドキに出会いました。風に揺れる葉蔭で小さく目立たない花をたくさん付けていました。雌雄異株ですので、この花は雄花でしょう。ウメモドキが赤味を付けるのに対し、クロウメモド…

香辛料としても利用  アマミザンショウ

昨日、シマイヌザンショウについてふれたので、今日はよく似たアマミザンショウです。昨日説明のとおりこの2種は似ているものの、このアマミザンショウは葉柄の基部にとげがあるのが判ります(写真2枚目)。葉を噛むと、かなりピリリと辛さを感じます。昔…

実が付き始めていた  シマイヌザンショウ

快晴の上天気でしたが、風わりと冷たく感じられます。事情があって、奄美大島の西のはずれ曾津高崎(そっこうざき)まで行ってきました。手のあいたときにふと林道脇をみると、シマイヌザンショウが青空のもと風に吹かれて揺れていました。よく観ると薄緑色…

砂からブロッコリーのようなものが・・・  ハマボウフウ

久しぶりにハマボウフウをみました。ハマボウフウは、北海道から南西諸島まで全国に分布しているのですが、海岸浸食や開発などによって減少している植物です。また、同じセリ科のボタンボウフウ同様、食用・薬用として採食され、奄美でも最近はあまり見られ…

暖かな天気で気持ちよく鳴く  ギンムクドリ

朝から気温20度を越え、暖かな天気となりました。米どころ秋名では、そろそろ田植えの準備で水の張った田んぼが増えてきました。早くからイソヒヨドリの美しいさえずりがずっと聞こえていたのですが、ちょっと音質の違う鳴き声がしてきました。ふと見上げる…

早くも食べ頃?  リュウキュウバライチゴ

奄美の山々が遠くからみるとブロッコリーのように、新緑で彩られる季節になりました。林道脇には冬にいち早く花を咲かせたリュウキュウバライチゴの実が熟し始めています。まだ花が付いている横で実が熟しているものもあります(写真2枚目)。以前、食べら…

過去最多のさえずり個体数確認  オオトラツグミ

毎年この時期の行われるNPO奄美野鳥の会主催「オオトラツグミ一斉調査」が行われました。この調査は多くの市民の方々の協力を得て行われる市民参加型の調査です。今年は20回(20年)目の調査で、過去最多の140名のボランティア調査員が参加して実施されまし…

好物ノゲシに群がる  マヒワ

毎日晴れた日が続いています。この前久さしぶりにマヒワをみて、この冬は渡来数が少ない旨書きましたが、今日は農耕地のノゲシに27羽が群れていて、実や種子を一生懸命食べていました。そろそろ春の渡りが本格化していますので、この個体群は奄美での越冬個…

美しく咲き誇る  アマミエビネ

今日からまた奄美の話題に戻ります。久しぶりに森の中に入って、見事に咲いていたアマミエビネに出会いました。今年は初めて観ましたが、はやり奄美固有の野生ランと言うこともあって感激しました。これまで何度も盗掘など遭いながらも、3月になったら必ず…

結構なカムフラージュ  シメ

東京に行った際に少しばかりの時間を利用して、新宿御苑に寄ってきました。結局約30分ほどでしたが、ウメが満開で(写真2枚目)結構楽しめました。早足で少しばかり歩き回り、野鳥ではムクドリやカワラヒワなどの他に1羽のシメにも出会いました。奄美ではめ…

上野動物園で企画展  ルリカケス

パンダの繁殖関連などで話題の東京・上野動物園ですが、いま「カラスは青いし、イモリはイボイボ?」のキャッチフレーズ(写真1枚目)で、南西諸島の動物たちの企画展示を行っています。ルリカケスの巣箱での繁殖や巣、卵、イボイモリのほか、南西諸島の両…

葛西臨海公園(東京)で観察(下)  カンムリカイツブリ

遠浅の海を埋め立てた葛西臨界公園(写真1番目)ですが、いまではたくさんのカモ類やカイツブリの仲間やシギ・チドリ類がやって来るようです。この日はあいにく潮が満ちていて干潟の鳥はあまりみられなかったものの、数百羽のハマシギのほか数羽のシロチド…

葛西臨海公園(東京)で観察(上)  ハジロカイツブリ

しばらくですが東京での話です。東京の野鳥観察場所として知られている「葛西臨海公園」に行ってきました。うれしいことに知り合いになった地元の方に案内していただき、とても楽しい観察ができました。ここは埋立地となっていて、林や池、それから干潟や海…

夜景がやけにきれいでした  スカイツリー

実はいま所用で東京に来ています。東京にくることは少ないので、この機会にスカイツリーを見てきました。土曜日であったかい好天気のためか、大勢の人が訪れていました。昼過ぎに出かけたら、整理券で夕方の5時半からとのこと、改めで出直してきました、おか…

美し若葉が広がる  モミジバフウ(アメリカフウ)

この前(2/21)取り上げたアメリカ原産のモジバフウですが、枝に若葉が広がりとても美しい樹木に変身していました。葉の形からカエデ科のように思われがちですがマンサク科で、花を見ると違いが判ります。雌雄同種で同時に咲いていた花は雄花が枯れて散り、…

夜明けとともにねぐら立ち  カワウ

マングローブ周辺のねぐらから、夜明けとともに飛び立つカワウの群れ約30羽。まだ早朝の霧が立ち込める中、なかなか美しくみえます。住用川の下流域で数羽が採餌していました。奄美の水生魚類はそんなに大きいのはものはいないので、多分海から入り込んでい…

田んぼが苦手なカモ?  ヒドリガモ

早朝は少し冷え込んで気温10度でしたが、日が射し昼ごろには24度まで上がって暖かい1日でした。田んぼの広がる秋名では、越冬しているシロハラやウグイスなどは多いものの、アオジやノゴマ、クサシギなどは少なめです。そうしたなか、カルガモの群れの中に…

満開の「梅次郎桜」  ツクシヤマザクラ

日本で最も早く咲くヒカンザクラが終わりサクランボができ始めるこの時期、宇検村田検(うけんそんたけん)では、通称「海次郎桜」が満開となっていました。これは、近年まで「オオシマザクラ」と考えられていたサクラが、専門家による詳しい鑑定でツクシヤ…

今年は早めに渡来  ヤツガシラ

今日も朝から上天気ですが、やはり風はまだ少し肌寒さを感じます。春らしい天気に農道脇で採餌していたのは、早くも奄美に訪れたヤツガシラでした。昨年確認したのはかなり遅く、4月7日でした。特徴的な色合いと、長いくちばしや換羽はまず見間違うことのな…

春の陽気に誘われて・・・  ヒバリ

とある小中学校の校庭、ひっそりとしているようでもよく観ると草地に何やらうごめいているものが・・・。毎年みられるムネアカタヒバリかと思いきや、少し大きめのヒバリで、しかも12羽もいました。これまでも冬季に稀に1羽か2羽でいるのはみたことがあり…

ややこしいセンダングサの仲間  コシロノセンダングサ

北米原産の外来種とされるセンダングサの仲間は、奄美の路傍ではどこでもと言っていいほど観ることができます。センダングサの仲間は、コセンダングサとアメリカセンダングサは茎頂に黄色の筒状花からなる花をつけますが、他はその周りに5枚ほどの白い花弁…

種によって違う冬鳥の渡来状況  マヒワ

風が強く、また少し寒くなりました。といっても気温15度だから、東北・北海道の方に言わせれば充分暖かいと言えるのかもしれません。久しぶりに20羽程度のマヒワの群れをみました。今年の冬鳥の渡来としては、初めてのような気がします。シロハラやヒヨドリ…

やっぱりまだいたか!  アカミミガメ(ミシシッピアカミミガメ)

早朝から気温20度と暖かい日で、3月がスタートしました。よく通る林道脇にある小さなため池(写真1番目)では、シリケンイモリやアマミアカガエルやアマミアオガエルなどの繁殖地ともなっています。1年ぐらい前でしょうか、このため池の縁でアカミミガメ…