奄美自然観察記

島っちゅによる日々の奄美の自然観察記録

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

どっちも、ちょっとだけ!  金環日食もどき&オオヨシキリ

日本の広範囲でみられた932年ぶりの金環日食。奄美でも 部分日食(金環日食もどき)がみられました。今日は早朝 古見方(こみほう)で鳥類センサスをしていて、久しぶりに 聞いた「ギョギョシ、ギョギョシ」のオオヨシキリの声、声の方 をじっと見ていると、…

あの頃チャンネル(2010年05月16日~2010年05月22日)

ミミズのようなしっぽは何のため?  ヒメハブ

深い森の沢にヒメハブがじっとしています。傍にはアマミノ クロウサギの糞があります(写真中)。そっと近づいてみると、 かなりやせていて、骨に皮だけが張り付いている感じです。 S字型を二つ重ねたようにとぐろを巻いて休んでいます。 このような状態では…

遅れてやってきた  コアジサシ

子どもたちの環境教育の一環として、大瀬海岸で野鳥観察が 行われました。まだ北上し遅れているカワウ(冬鳥)や結構多 かったウズラシギ、繁殖前のシロチドリなどが観られました。 そしてやっと来てくれたコアジサシ(写真3枚目)の群れが、次々 にダイビ…

あの頃チャンネル(2009年05月17日~2009年05月23日)

オスメスが協働して給餌 オオアカゲラ

朝から雲ひとつない日本晴れで、気持ちよく森の中を歩け ました。森へ入る途中、まだ夜明け前の暗い林道で、ヒナ を連れたアマミヤマシギを2ヶ所で見つけました。調査で森 の中を歩いていると、「キィーキィキィ」鳴くヒナの声で、偶然 にオオアカゲラの巣…

【新川シリーズ35】コンクリート壁に垂れ下がる  リュウキュウテイカカズラ

人間には嫌な長雨も、植物や両生類などにとっては恵みの ありがたい雨です。新川沿いのコンクリート壁に垂れ下がり ぎっしりと咲いたリュウキュウテイカカズラ。雨に濡れてなお 一層生き生きと見え、辺りにいい香りを漂わせ、歩く人を楽 しませています。近…

あの頃チャンネル(2008年05月11日~2008年05月17日)

林床に散らばったたくさんの花  シロミミズ

時折小雨模様の森を調査で歩きました。数か所で白い 小さな花が無数に散らばっています。見上げると、木の 幹の上部に横枝が放射状に延びるシロミミズでした。 変わった名前ですが、同じアカネ科のアカミズキを島の 方言で「ハーミミズギ」と言うのに対し、…

触らなくてよかった  ウメノカミキリモドキ

今日は晴れたり曇ったり、雨が降ったりと、ちょっと 蒸し暑い不安定な天気となりました。林道脇のリュウ キュウウマノスズクサの葉に、約1cmあまりの小さな 甲虫を見つけました。どうやらウメノカミキリモドキの ようです。カミキリモドキ科の甲虫の体液に…

あの頃チャンネル(2007年05月13日~2007年05月19日)

満ち潮で手持ち無沙汰  クロツラヘラサギ

雨模様の中、ガイドでマングローブを訪れました。「マン グローブとは、汽水域に生える植物の総称で、あれが メヒルギで・・・」と紋切り型の説明をしていると、白い サギが少し離れた所に舞い降りました。太目の黒い脚、 独特のくちばし、すぐにクロツラヘ…

金作原探鳥会  キビタキなど

奄美の原生林として対外的に有名な金作原(きんさくばる) で探鳥会を行いました。バードウィークのこの時期は、野鳥 たちには繁殖期真っ只中で、鳴き声がよく聞こえてきました。 これらの鳴き声に耳を傾けつつ散策の途中、突然前方に 現れたキビタキ。口に…

あの頃チャンネル(2006年05月07日~2006年05月13日)

久しぶりの黒色型  オオシマトラフコガネ

梅雨で結構湿度はあるのですが、なかなか雨が降りません。 林道脇のアカメガシワ(雄株)の花が咲いて、いい香りを放っ ています。誘われるようにやってきたのでしょうオオシマトラフ コガネが2~3匹ほど来ていました。ぱっと見上げると、通常 型(写真下…

種子吹き飛び柄折れる  ヤクシマアカシュスラン

梅雨に入ったというのに、晴れた天気が続いています。 森の中に、通称私的に「ヤクシマアカシュスラン通り」と 称している小路があります。もちろんヤクシマアカシュス ランの群落があるところです。今は大半が実が割れて 小さな種子が風に吹き飛び、実のか…

あの頃チャンネル(2010年05月09日~2010年05月15日)

上空を鳴きながら飛びまわる  ツバメチドリ

今日からバードウィークですね。先月からアカショウビンや サンコウチョウなど、夏鳥が渡来してきて、早朝などは鳴き 声が普通に聴こえてくるようになりました。まだ確認できて いなかった同じ夏鳥のツバメチドリについては、北部の農 耕地上空で「キリリッ…

雨の中採餌に集中  アカガシラサギ

この時期、毎年のように少数が渡来するアカガシラサギ。 今日は一日中あいにくの梅雨らしい雨降り天気、秋名の 田んぼの周辺で餌捕りに夢中です。首をなが~く伸ばして 餌を見つけて、いきなりくちばしで突き刺すようにして捕ら えます。今日のメニューは、…

あの頃チャンネル(2009年05月03日~2009年05月09日)

小さな土粒のようなバッタ  アマミヒラタヒシバッタ

今日も五月晴れで、気持ちよく森の中を歩くことが出来ま した。林床に落ちた枯れ枝で、約1cmほどの小さな土の粒 のようなものが動きました。どうやらヒシバッタのようです。 とりあえず撮影して見てみると、アマミヒラタヒシバッタであ ることが判ります。…

普段とそれほどは・・・  スーパームーン

一昨夜から昨夜にかけての満月はスーパームーンと呼ばれ、 最も小さい時の満月より14%大きく、明るさも30%明るいとい うことらしい。地球の周りを楕円形の軌道で動く月が、地球に 最も接近するタイミングで満月になるので起こる現象です。 写真上は事務所…

あの頃チャンネル(2008年05月04日~2008年05月10日)

意外と美しい胸の模様  ミゾゴイ

早朝の暗い森の中でミゾゴイがいました。車のライトに 照らされてもじっとしています。おかげでじっくり観察で きました。その胸周辺の羽模様がこんなに美しいとは、 初めて気付きました。ミゾゴイは、かつては日本だけで 繁殖するものとされていましたが、2…

くちばしなしで頑張る  タカブシギ

龍郷(たつごう)町にあるわずかばかりの水田に、1羽の タカブシギがいました。でも何だか変です。よく観ると、な んと、くちばしがありません。口元からぽっきりと折れて なくなっているような感じです。車か何かにぶつかったの だろうか、このようなシギ…

あの頃チャンネル(2007年04月29日~2007年05月05日)

3か所で合わせて5羽確認  オウチュウ

春の渡りのこの時期、稀に見られるオウチュウ、今日は ガイドをしながら3か所で合計5羽も観ることができました。 最初は水田が多く残されている秋名で、1羽が電線に止 まっていました。しばらく観ていると、ひらひらと草地に舞 い降りては昆虫を捕らえて…

普通に見ることができる大切さ  カクチョウラン

ガイドで久しぶりに奄美中央林道を車で走っていると、 林道脇の数か所にカクチョウランが見事に咲き誇って いました。花が大きく見事な野生ランですが、とかく野 生ランの盗掘が絶えない現状にあって、こんなに目立 つところにあっても大丈夫です。それは、…

あの頃チャンネル(2010年05月02日~2010年05月08日)

葉先がカールした若葉  シシラン

早朝は小雨模様でしたが、次第に天気が回復してきました。 森の中は湿度が高く、やはり梅雨時の天気でうっそうとした 雰囲気が漂っています。その雰囲気に一役買っているのが、 着生シダ・シシランです。今まさに新芽が伸びてきていて美 しく、葉先がくるっ…